手抜き工事③塗料を薄める

極限までのばせる

塗料は、シンナーや水などの希釈液で薄める事によって、極限までのばす事が可能です。メーカーの指定してある使用量は希釈材を入れない量なので、薄くすればするほど平米あたりの使用量が増えます。薄く塗ればそれだけ多くの面積が塗れるわけですから、必要以上に薄める塗装業者もあります。その場合、塗料が乾燥すれば希釈材に使ったシンナーや水は全て乾燥して無くなりますから、後には薄い塗膜しか残りません。そんな手抜き塗装では、塗料の性能を発揮できないばかりではなく、性能低下になります。
また業者の中には、見積書で契約したものとは違う塗料を塗ってごまかす業者もいます。自社でだぶついていた在庫などを使ったり、塗料代を低く抑えたりしてもうけを多くするためです。同じ種類又は高グレードの塗料ならまだましですが、中には低グレードの塗料を塗る業者もあります。問題が起きて調べてからでないと、違う塗料を使われた手抜き工事に気付かないでしょう。

塗料も色々

外壁塗装で使う塗料は、種類によって値段が大きく異なります。しかし高い塗料は塗り替え回数が少なくて済むので、安さだけを重視するのはお勧めできません。そして見積書を受け取ったら、次の点に注意しましょう。
塗料のメーカー名・商品名が明記されていますか?
同じシリコン塗料でも、メーカーによって価格は異なります。また、シリコン樹脂の含有量や化学結合の強さなども、メーカーによって違いがあるため、品質にも差があります。
塗装面積は、「㎡」表記になっているでしょうか?
どれぐらいの範囲塗装をするかは、塗布量、つまりは使用する塗料の量を算出するために必要な数値です。塗装面積が㎡単位で記載されていれば、きちんと塗布量が算出してある証でもあります。
使用する塗料の缶数が明記されているかどうかも重要です。使用する塗料の量は各塗料メーカーによって決められており、規定量より多くても少なくても、施工不良につながる可能性があります。