手抜き工事①下地処理をしない

下地処理は大切

外壁塗装工事において、下地処理は大切です。もし下地処理をおこたれば、10年もつ塗料でも1年もしないうちに剥がれてしまう可能性があります。これは化粧の行程に例えれば、分かりやすいでしょう。
化粧をする前に、まず丁寧に洗顔をしますよね。次に化粧水や美容液などで肌に潤いを与え、綺麗にお化粧が乗るように肌の状態を整えます。これは塗装工事でいうと、高圧洗浄、塗料を綺麗に塗るため、塗料の役割を十分に果たすための下塗りに当たります。肌を整えた後は、ファンデーションにアイシャドウ、口紅などを塗り美しく仕上げる。これは、中塗り・上塗りにあたります。
どんなに良い化粧品を使おうと、洗顔やその後の化粧水・美容液などの、肌の状態を整える行程をおこたると化粧のノリが悪くなったり、洗顔をおこたることで肌が荒れてしまったりします。塗装工事もそれは同じ。まず先に洗浄と下塗りをきちんとしておかないと、仕上がりと壁自体の寿命が変わってくるのです。

高圧洗浄にケレン

洗浄から下塗り、中塗り、上塗り、そのあとのチェック。外壁塗装工事では、この全てが重要です。 一つでも抜かせば、せっかく塗り替えをしても、また塗り替えをしなくてはいけなくなります。
下地処理の最初の作業は高圧洗浄です。エンジン駆動の強力な機械を使い、水圧は80~150気圧にもなります。外壁や屋根に付着したほこりやコケ、チョーキングの粉などを綺麗にするため、高圧洗浄機で汚れを落とす作業です。モルタルの外壁材は、外壁の劣化が進むとチョーキングやクラックなどがおこります。さらに放置すると塗膜が剥がれてきます。そこで高圧洗浄で落とせるもとは落とし、残ったものは手作業で剥がしていきます。塗膜がしっかりしているものは、そのままにします。
また、ヤスリや電気工具を使い、トタン屋根や階段に使われる鉄部の汚れやサビ、旧塗膜を落とす作業、ケレンも行います。ケレンは、鉄部以外にも木部などでも行われ、塗料の密着性が良くなるように目粗しという作業も行います。